人文・思想

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哲学初歩 (岩波現代文庫 学術 169)
西洋哲学者のチンプンカンプンの翻訳本とは全く違います。読み始めると、自然に丹念に文字を追っている自分に気が付きます。そして、そう読み進めると、わかるんです! 大哲学者の文章が。こういう哲学書、40数......
身体の哲学/精神医学からのアプローチ (講談社選書メチエ)
勉強させていただきました。読ませる文体・構成,よく勉強して整理しようとしている姿勢...感心しました。しかし,著者にはもっと立派な著作をものにしてもらいたい。よっておじさん精神科医の気のついた,苦言......
アジア/日本 (思考のフロンティア)
アジアからの脱却(脱亜論など)とアジアとの連帯(興亜論など)があります。 アジアからの脱却は侵略や占領などネガティブなイメージがつきまとい、 アジアとの連帯は肯定的に受け止められていることと思われま......
ナショナリズムという迷宮―ラスプーチンかく語りき
佐藤さんのものを読むとやはりその知性とそれに裏付けられた見識に驚きます。対談形式の書物をたくさん出されていて、書き下ろしをじっくり読みたいのに残念ということで星ひとつ。 堀江モン事件の整理は見事......
問題がモンダイなのだ (ちくまプリマー新書)
この本を読めばすぐに問題というものの本質を理解する事ができます。著者二人は哲学系の人だからこそ、問題に対する鋭い洞察が出来るのかも。 そして読み終わったら、問題解決への行動にすぐ移れるのも魅力的。観......
坂部恵集〈2〉思想史の余白に
本書で著者は「最晩年の「移行」」として、カントの『オプス・ポストゥムム』を掌編だが論じている。一応実証的な体裁を採ってはいるが老衰したカントを論じても仕方ないといった論調で疑問に思った。発狂したニー......
解くだけで頭を鍛える!出口汪の論トレ
文章を「読む」、または「書く」の論理性について、かなり基礎的事項に注目した国語の問題集である。高校入試の国語に取り組んでいるのと、さしてかわらない。 だが、超高度な論文に接していても、この本にか......
ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)
本書前半では、論理的な検討に耐えうる議論とそうでない議論を、5つのチェックポイントを使ってほぼ機械的に判定しようとしています。この発想は、「正しそうだ」から「怪しそうだ」までの目安を得るための簡便......
新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)
改めて日本語を考えさせられ、いいトレーニングになりました。これからこの本でで学んだ内容を活かせる様にすることがここからの課題ですね。 興味深い例題ばかりで、そっちの内容にも満足しました。論理の本です......
「本当の自分」の現象学 (NHKブックス)
星5つのレビューが2つ並んでいて、「本当の自分」と「現象学」という私好みのテーマだったので、かなり楽しみにしながら読んだのですが、ちょっと期待しすぎたようでした。その分落胆が大きかったので、星2つ......
13歳からの論理ノート
国際通信チェス連盟インターナショナル・マスターでもある著者は、論理力を鍛える数々の本も出版している。他の本を既にお持ちの方は、あえて購入する必要はない。しかし、タイトルが示唆するごとく、中学生あたり......
入門!論理学 (中公新書)
そう問われたら、何と答えるだろうか。 一般的に「論理的」であることは、ある前提を定立して、その前提から矛盾することなしに順序立てて演繹を繰り返し、明快に結論を導き出せることを思い浮かべる。 それなら......
だまされない〈議論力〉 (講談社現代新書)
本書には議論する力を磨くための様々な方法が書かれている。どの方法も参考にはなる。だからと言って、本書を読めばすぐに議論力が高まるとは思わない方が良い。 例えば、「統計データを性格に読み解く」ために......
現象学と解釈学 (ちくま学芸文庫)
現象学と解釈学には交差する最先端の知の領域あります。 学問としての目的が異なるのですが、同じ問題意識を抱える領域があるのです。 その知の展開の方向性に関して、その問題系を解き明かすことが目的と......
「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか―弁護士が教える論理的な話し方の技術
この本は交渉術の本である。日常生活で非論理的な主張をする人たちに対し、法律家が業務上使っている論理テクニックを使って言い返す方法がまとめられている。 この本は法律家が法的トラブルを解決する際に用い......
ゼロからの論証
「まえがき」の冒頭に本書の構成が示されている。曰く、 「難易度が次第に高まっていく五段階構成。ステージをクリアしてゆくごとに、論理的思考力がレベルアップしてゆく」。 実際に読んでみた感想として......
ユリイカ2008年9月号 特集=太宰治/坂口安吾
太宰に関して書かれた文章を拾って読んだ。「男女同権」、「桜桃」の二作品を取り上げた文章が、特に印象に残った。 「桜桃」は、太宰が晩年にものした短篇だ。われ、山に向かいて、目を挙ぐ、という詩篇の中......
引き寄せの法則の本質 自由と幸福を求めるエイブラハムの源流
「焼き直し」だの「再編集」だのという意見もあるようですが、とんでもない。この本に書かれたエイブラハムの言葉を読み進めるうちに、「ああ、そういう意味だったのか」と気づかされることが多々あります。こう......
新しい精神世界を求めて―ドペシュワルカールの「クリシュナムルティ論」を読む
多くの人々と関わる職業に就いています。時には、人と人とのぶつかり合いを解決しなければならない場面もあります。その問題解決にあたっては、自分なりの合理性でもって思考し、最良と思われる方法を選択します......
新しい精神世界を求めて―ドペシュワルカールの「クリシュナムルティ論」を読む
多くの人々と関わる職業に就いています。時には、人と人とのぶつかり合いを解決しなければならない場面もあります。その問題解決にあたっては、自分なりの合理性でもって思考し、最良と思われる方法を選択します......
踊るヨガ!インド舞踊で体の内側から美人になる(DVD付き) 1日5分・自宅で楽しくダイエット (リットーミュージック・ムック―1日5分・自宅で楽しくダイエット)
毎年「2キロ太った」と言い続けてる姉にプレゼントしました。 ・写真がキレイなのがイイ! ・DVDもエクササイズが分かれているので、ヒマな時間にやりやすい ・使っている音楽もリラックスできて、効果が出......
丸山眞男八・一五革命伝説 増補・新版 (松本健一伝説シリーズ) (松本健一伝説シリーズ 6)
本書は著者が丸山真男の思想を、とくに丸山にとっての1945年8月15日の意味を中心に、個人的な思い出と共に論じたものである。1973年から2008年までの文章が収められている。 本書の特筆すべき......
暴力論〈下〉 (岩波文庫)
読んで感じたことをいくつか書くと、まずソレルはマルクスについても間違ってる ものは間違ってるとはっきり指摘しています。ソレルはマルクスのことを大変尊敬 していますが、それでもマルクスの考えをドグマと......
暴力論〈上〉 (岩波文庫)
木下半治氏による旧訳を引き継ぎ、タイトルはそのまま「暴力論」なわけなのだけ ど、このタイトルはミスリードしやすいものだと思います。 この本は決して物理的暴力を賞賛し推奨するような内容ではないです。昔......
21世紀のマルクス主義 (ちくま学芸文庫)
共産主義とスターリン主義はまったく違うものであるという興味深い視点も含む書物である。 だが著者はあとがきでは「日本共産党がスターリン主義的過去と全面的に決別」すれば、 「日本の若者が再び大挙し......
共産主義黒書 コミンテルン・アジア篇
日本は社会主義的、または共産主義的な国家である、という人もいるが、とんでもない誤解である。真の共産主義というものがどんなものか理解していないからである。 わが国がアメリカなどに比べて社会主義的で......
日本共産党 (新潮新書)
1948年に生まれ、三和銀行に就職後、18歳で日本共産党に入党し、議員秘書、参議院議員、党のナンバー4を経た後、2003年にセクハラ問題を機に議員を辞職し、2005年に離党した人物が、今さらながら......
ネオ共産主義論 (光文社新書)
共産主義という言葉が持つ負のイメージを払拭させられました。同時に真摯な気持ちでこれからの世界のあり方について、真剣に考えていく必要性があることも理解できました。 確かに、ソ連・東欧・中国・東南アジ......
21世紀の世界と社会主義―日中理論会談で何を語ったか
本書は長年日本共産党の幹部、理論的指導者として活躍してきた不破氏が、中国共産党の理論問題を検討しているプロジェクトチームと会談したその報告講演です。表題の通りまさに現代における社会主義が検討されて......
日本の前途を考える
この本に収録されている「日本外交のゆきづまりをどう打開するか」は2005年5月12日の講演です。この講演以来、靖国神社の遊就館が注目されるようになり、翌6月にはアメリカのニューヨーク・タイムズ、U......
常識として知っておきたい世界の哲学者50人 (KAWADE夢文庫)
かつてこんな本があったでしょうか? 専門家にとってはくだらないのかも知れないけれど、僕は好きな一冊。 哲学者を辞書で調べると少ししか書いていない。専門書はワケ分からん。 50人の哲学者の思想が分か......
面白いほどよくわかる 図解 世界の哲学・思想―深遠な「知」の世界を豊富な図版・イラストでスンナリ理解! (学校で教えない教科書)
哲学や思想の歴史が年代順に並んでいる。 哲学の初歩を概観するのは良い。 しかし、個々の思想家に対する記述が少ないので、 高校で倫理社会や大学の教養で哲学をとった人には物足りないか。 見開きごとにイラ......
よみがえる古代思想―「哲学と政治」講義〈1〉 (「哲学と政治」講義 (1))
著者の専攻は近代思想であるが、「プラトンと政治」という著書が示すとおり、古代の政治思想にも関心を示している。 第1章 ソクラテス以前とソクラテス―人間にとっての政治(掟、ノモス、傲慢;ギリシア的な政......
面白いほどよくわかる現代思想のすべて―人間の“知”の可能性と構想力を探る (学校で教えない教科書)
自分が知っている思想家の思想についてはよくわかるけれどそれ以外の、特に普段あまり聞かないような人の理論については全く何のことやら理解しかねる、という本でした。 マルクス・レーニン等こっぴどくこき......
賢者180名「命」の言葉―何のために生きたのか
堅苦しくて、難解な哲学者達の著書を非常に分かりやすく短くまとめてあった。さまざまな哲学者達が生涯を通じて何を言いたかったかを知るには、うってつけの内容だろう。自分探しをしている人には、賢者達の言葉が......
年表で読む|哲学・思想小事典
哲学を専攻する2年生ぐらいが読むのに向いている。私自身は哲学の専攻ではなく、趣味で乱読しているだけだが、この本のおかげで名著と言われる本が何に影響を受けて書かれたものかが良く分かる。今までかってな思......
絵で読む「老子」―無為を生きる
“老子”は中学ぐらいで習ったかな。でも“老子”の名前は知っていても、どんな人とか、彼が言ったことまではすっかり忘れて?!いる。今回、この本を読んで、へえ、やっぱ老子ってすごい人だったんだって実感。......
ひとつの昭和精神史―折原脩三の老いる、戦場、天皇と親鸞
この本は、昭和の時代に戦争で殺されかけた人生の意味を反芻し続けた人間=折原脩三の記録であり、また同時代の文学への沈降の記録でもある。銀行員でありながらの文学や仏教への思索の跡が、抜き差しならない力で......
中国人の宗教・道教とは何か (PHP新書)
本書は、従来必ずしもその全体像が明らかではなかった道教について、仙人観、呪術儀礼と道教の歴史を中心に概説したものです。 非常にわかりやすい日本語で書かれ、また図版や著者自身が現地調査した際の成果も......
抱くことば
どの言葉も押し付けがましくもなく、ひとりよがりでもなく、素直に心の中に入ってきました。その言葉の中には、理に訴えかけてくるものあり、やさしく響くようで、自省を自然に促す作用があり、ページをめくるたび......
現代人の論語 (文春文庫)
孔子に興味を持ったのは高校で漢文の時間が好きだったことと、諸星大二郎のマンガの影響かと思う。NHKラジオで偶然、筆者がこの本に基づいた解説をしたのが、この本を手に取ったきっかけである。 とにかく......
やさしく読む国学
国学について大変よくまとめてある本です。ただ、書き方が国学風ではなく、西洋学問風なのが目障りですが。国学ですと、師筋をきちんとして先生は先生と申し上げるのですがこれが全て呼び捨て、出版社から原稿の......
生涯現役 (新書y)
聞き書きだが、吉本さんの現在の問題に対しての姿勢がよく出ている本だ。 自身がからだが効かなくなったことに対しても、これまで「吉本思想」を尊敬している人に対しても(ホスピスの問題で)だめなものはダ......
事実を正しく捉えるための方法と事実を歪曲する発想
人に勧められて読んだのだけど、心配していたより難しくなかったな。だから最後まで読めた。そして、読後、一気に気が楽になったよ。この著者のように、自分で自分にわかるように考えていっていいのだとわかったか......
迷ったときは運命を信じなさい―すべての願望は自然に叶う
結構前にこの本を買って読んでみたのですが、 内容が難しくて読んでても よくわからなくて本棚に放置してました。 でも最近ある事で悩んでて重たい気分になってた時に 本棚のこの本に目がとまって、タイトル......
本当にあった嘘のような話―「偶然の一致」のミステリーを探る
〜どっかの書評で、「偶然とは思えないような出来事も偶然の範囲内だ、と証明しまくる現実的な本」みたいに紹介されてたので、「え、どのように?」と気になって読んだ。読んでみたら、「嘘のようなホントの話」を......
アニメ・コミックから読み解く錬金術―はじめて触れる魔術の原典 (TJ mook)
種村季弘、澁澤龍彦亡きあと錬金術、占星術、魔術等、西欧文明の裏面を語ることの出来る才能は本書の監修者である澤井繁男以外ないだろう。他の執筆者には、かなりいい加減な文章も見受けられるが、「ハガレン」だ......
ゆっくりとはやく (哲学のおやつ)
最初題名を見たときに子供の躾の本なのかと思いました。読んでみると時間の概念について、色々な例を上げながら判り易く述べられています。時間は人間を支配している存在であり、有意義に過ごすためには時間を大切......
色と形と音の瞑想
題名は”瞑想”ですが、瞑想の本ではありません。(と思います、、) 内容も少し古めのきらいもあり、翻訳のセンスもいまひとつなので、最初はハテ???、、、という気持ちに成りますが、読み進めて行くと、今ま......
マインド・クエスト 意識のミステリー
第一部を小説「現象学のスリル」として、第二部が論文「本物の蛍−意識の科学についての考察」となっており、両者は同じテーマを二つの手法で描いて、興味深い仕上がりでした。 小説部では哲学を学ぶ研究生が......
精神と自然―生きた世界の認識論
1982年出版され、絶版状態になっていたけれど、新装改訳版として刊行された本。 ジェットコースターのような文章で、正直な所ついていくのがしんどかった。でも、この本は好き。莫大な知識の統合は本当にすご......
『魂の暦』とともに
シュタイナーはこの法則を見つけたのだろう? 私は現代に生きる日本人ですが、時間・空間関係なく、人間存在全体の「魂におきること」の宇宙の法則が書かれていて、これがまたよく当たるのです。...
色彩の本質・色彩の秘密(全訳)
シュタイナーをいくつか読んでから、思想は大体見えてきたかなって頃に手に取ってみた本。 予想以上に楽しかった。 かなり独特なシュタイナーらしい色彩論だけど、純粋な好奇心をものすごく刺激してくれる。 例......
ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版
私はこの本を20年前に読み、 こんなすばらしい本が存在しえるのか!と たいへんに強い衝撃を受けましましたが、 最近もう一度読み返してみました。 まずホフスタッターは、「この分は誤りである」という ......
ヴァーチャルとは何か?―デジタル時代におけるリアリティ
著者はミシェル・セールの高弟であり、明晰な議論が展開されている。セールの著作の大半は邦訳されているが、レヴィの著作は初めてであり、この邦訳は意義がある。内容的には<ヴァーチャール>の概念が、デジタル......
はじめの哲学 (ちくまプリマー新書)
哲学の内でもっとも原理的な部門として、存在論、認識論、実践論、と言った分野があるそうですが、この本はどうやら存在論をあつかった本のようです。 こんな書き出しから始めると、この本が難解である様な印象......
唯物論哲学入門
ソ連崩壊以降、その存在すら忘れかけようとしている、唯物論哲学であるが、その真の価値は理解されることなく寂れさせるには惜しいものである。 難解なマルクス主義哲学の核心とも言われる、唯物論とはなんである......
反映と創造
人間の生は無限ではなく有限である。人が生きていくには外的要素と内的要素があるが、大事なのは自らコントロールできる内的要素です。人間には性欲・物欲・金銭欲・食欲等様々な「こころの葛藤」がある。「人間の......
近代哲学再考―「ほんとう」とは何か-自由論-
本書はいわゆる過去の哲学者の思想を概観する「解説本」ではなく、一連の思想の流れから、近代という時代がどのように生み出されてきたのかを非常にわかりやすい論調で考察していくれっきとした「哲学書」である。......
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